おなかもいっぱいになったので
今回のプチ旅行の目的
駒形克己展へ♪( ´▽`)!!!

保育士のママが
去年
研修で行った
アートを取り入れた教育システムで
世界から注目を集めている
イタリア
レッジョエミリア♪
そのレッジョエミリアの図書館で
唯一日本人の作品として
造本作家の駒形さんが
紹介されていたそうで♪
いつか見てみたいと思っていましたが
本当素晴らしかった!!!!



“目で見て、触って、香りがして…
五感で感じることが経験となって
そういう経験は忘れないと思うんだ”
とおっしゃった
駒形さんの言葉の通りに
展示スペースでは
実際に作品を手に取ることが出来
遊んで読んで…

私が特に夢中になったのが
駒形さんが
フランスと共同で作った
手話の絵本




手話は言語と同じで
国々でそれぞれ異なるようで
世界で手話を共有出来るようにと活動している団体が
感覚を大切に作品を作り上げる
駒形さんに注目し
はじまったプロジェクト
展示会場では
そのプロジェクトの
駒形さんに密着した
映像が流されていたのですが
とても感銘を受けました

世界を飛び回り
実際に手話を使う子供達と触れ合い
そこで感じたことを
大切に
本を作り上げて行く…
フランスの手話で
トラは
顔を鼻から耳にかけて引っ掻くような動きで
ヒゲを表現しているようなのですが
駒形さんは
絵にする時に
そのヒゲを強調して描いたり…

様々な動物の剥製に触れるお店で
動物たちを念入りに触って
毛並みはもちろん
鼻や目の形も触って確かめて
新たな発見をしていました!
そして
そこでの感覚は
紙選びにまで
反映されていって…

実際に絵本を
触ってみると
犬もこもこの紙など
それぞれの動物に特化した
違いがあり
面白かったです!

色合いも
駒形さんが生み出した色になるよう
印刷の方が何度も色の配合を変えていて…

しかも
駒形さんは
このプロジェクトの時
白血病という大病にかかり
病魔と闘いながら
本を作り上げていました
たくさんの
思いと情熱がつまった
手話の絵本

出来上がった絵本を
フランスの
耳が聞こえない子供たちが
読みながら
楽しそうに手話で会話して
紙を触ってなでて
何度も何度も読んでいる姿を
涙を流して見ていた駒形さんの映像に
私たちも涙が止まりませんでした

最後に
駒形さんが
紙は時間が宿る
たくさん触って
黄ばんだり
やぶれたり
時間の経過が宿る
そんな
紙の
本を作りたい
だから絵本作家ではなく
造本作家と名乗っているという
お話をきいて

時間の経過とととに宿る
思い出の積み重ねが
駒形さんの本に
染み込んでいく
そういうものを生み出すこと
とっても素敵だなと思いましたし
クリエイターを目指す私にとって
その視点を知ること
とても影響を受けました

映像も何度も見て
作品も全部読んで
たくさん写真を撮って
少し駅から離れているからか
入館無料なのに貸切状態で

さらに会場となっている建物が
建築界のノーベル賞こと
プリツカー賞を受賞した
板茂さんの設計なので

日の光がたくさん差し込む中

なんだか
海外や異空間に来たような気分で

すごく充実した時間を過ごせました!

そして展示会場の会社が
特種東海製紙という
紙の会社で

このぺりぺりと剥がれるハガキを開発し

東京オリンピックのチケットを印刷した会社で
紙の透かし技術から

色合い

テクスチャーの展示まであったので


3時間いても足りないくらい
見どころ満載でした♡!!!!
大きなタブレットの前に
製品を置くと
説明がはじまったり
そのタブレットに
紙を差し込むと
色を認識したり
なんだか近未来的で
大興奮♪( ´▽`)♪( ´▽`)

たくさんの色に囲まれて
わくわくしたり

よく知っている商品の
こんなとこに使われてるんだ!と
発見もいっぱいあって
楽しかったー!!!!!!

もう一回行きたい!!!!

こんなスペースもあるので
ちっちゃい子とかときても
楽しそう♪( ´▽`)

絵本の作品だけではなく
同じ形の紙を

広げると…

全然違う!!!!
こういった
子供と一緒に作品がたくさんあり

駒形さんの作品をみて
子ども達は
どんな反応をするかみてみたいなぁー!と思いました!!

いつか
自分に子どもが出来たら
駒形さんの作品を
一緒に読みたいです♪( ´▽`)

母が私にしてくれたように
小さい頃こそ
いろんな感性を刺激してあげられたらなぁ
なんて
そんなことを思いました!

今度は
ママと駒形さんのワークショップか
講演会に行きたいな♪( ´▽`)!!