ミス日本夏期講座『伝えたい日本のこころ 和のこころ』

昨日は
ミス日本グランプリの先輩で
日本画家の中村麻美先生による
ミス日本夏期講座
『伝えたい日本のこころ 和のこころ』のお勉強会へ行ってきました♪( ´▽`)

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写真は
2011年度ミス日本グランプリ谷中まりえちゃん
2014年度ミス日本グランプリ沼田もえかちゃんと♡

お勉強会の前に
まりえちゃんとごはん♪
最近の報告だけでもう話が止まらず♡楽しかったー!!!
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そして
いよいよ
日本の神話や歴史を
岩絵具で描かれた印象深い絵画を通して学ぶ
麻美先生の講座へ♪



“私がミス日本グランプリになれた理由 2 ”
のブログで書いた
私の運命を変えてくれた『日本の偉人』のお話は
麻美先生の作品展で知りました。

今回も
麻美先生のお話をきくことで
あの時のような
いつかの自分に繋がる
なにかに“出会える”ような
そんな予感がして
わくわくしながらお勉強会へ行きました!



月刊「武道」の
表紙絵連載「伝えたい日本のこころ」にて
絵と文で日本人のこころのよりどころとなるお話を
毎月紹介されている
中村麻美先生


昔は大人も子供も
誰もが知っていた
でも
今ではほとんど語られることもなく
忘れ去られていく一方の
日本の神話や歴史の中の宝物のようなお話から

今の時代にあらためて考える
もっとも大切な修養
元徳とは何か
と答えを思いたずねて

公人として振る舞うための品性と
人格を鍛えると共に
感性を養いましょうと
今回の講座がひらかれました!


ミス日本として
日本の代表を務める際に
知っておいて欲しい
日本の和のこころがつまったお話

そして
いつか母となったとき
その日本の和のこころがつまったお話を
我が子へ伝える

そうやって繋がっていってほしいと
麻美先生はおっしゃり

私たちの知らない
素敵なお話をたくさん教えてくださいました。


例えば

『海に捨てたはまぐり 野中兼山』
船で江戸までいくことになった兼山は
“江戸の帰りにはたくさんのはまぐりをお土産に持ってくる”と約束し旅に出ました。
故郷人たちは兼山の帰りを待ちわびていました。
しかし、兼山の乗った船が故郷の港に近づいてきた時、兼山は船いっぱいに積んできたはまぐりを海に捨ててしまったのです。
それを見ていた人たちは「ひどい!せっかくのはまぐりを全部捨ててしまうなんて!」と兼山に言いました。
すると兼山は「約束通りはまぐりを持ってきました。でも、持ってきたはまぐりを今みんなで食べてしまえばそれで終わってしまいます。私は捨てたのではあり ません。海に放したのです。海に放したはまぐりはこれから育って増えていきます。そうなればみんなにだけでなく、子や孫の代までのお土産になります。」と言いました。


このお話を聞いて
自分は
子孫のために何ができるか
を考えさせられ

目先の自分のことしか考えないことを恥ずかしく感じる
この心の中で
何かが揺れる
この感覚


また
“私がミス日本グランプリになれた理由”のブログでも書きましたが
私がコンテストスピーチで
尊敬する偉人とお話した
『名誉を捨てて愛馬を救う城戸俊三』

こちらのお話から
武士道
和の精神を
貫いた
城戸中佐のようにありたいと感じる
この感覚


これらの
胸に込み上げてくるような
時には胸を締め付けられるような
その
感覚こそ

誰かが見ていても見ていなくても

日本人として
先祖に
そして自分に
恥じることのない
自分になりたい

自分に正しくありたい

そんな
こころを育て

人の人格を鍛えることに繋がる


幼い頃は
漠然と
恐れを感じたり
あたたかい気持ちになったり
かっこよいと思うだけでも

その感性こそが
人を作っていく

麻美先生のお話を聞いて

いつか自分の子供が出来たとき
そういった
日本人としての感性を
子どもが養えるようにしたいと思いますし

私たちも
何か忘れてしまっていた
そのこころを掴まれる感覚をもっと感じ
理解を深め
考えていく時間を養っていかなくてはと思いました。

神話や歴史の物語には
人生の心の話メッセージがつまっている

それをもっと読みとってみたい
そう思いました。


麻美先生は他にも
「神武天皇ご東征」
「光明皇后千人の体を洗う」
「桜井駅の別れ」
「赤穂義士討ち入り」
「柳の蛙」などなど

あたたかい絵画と共に
たくさんのお話をしてくださり

本当に素晴らしい時間を
過ごすことが出来ました!

そして同時に
こんなに心を動かすお話たちが
忘れ去られ消えてしまうことは
なんて惜しいことなのだろうという
焦りを感じました。

麻美先生が
私たちに渡してくれたバトンを

私も
同世代のお友だちや
いつか自分の子供に
繋いでいけるよう

私自身
日本の神話や偉人のお話に触れ
感性を養っていきたいと思います!


麻美先生、素敵な時間をありがとうございました!!
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