ミス日本グランプリとしての一年

ミス日本グランプリとしての一年は、私にとって夢の一歩目を踏み出し、また悲しみのどん底も知り、そして人生の目標を見つける機会なりました。
 
私はミス日本としての経験で感性を養い、いつか自分のデザインプロデュースした緑の空間を作りたいという夢を去年のコンテストスピーチでお話したのですが、そのいつかの夢をミス日本として叶えることが出来ました。
国土交通省さんの全国都市緑化フェアではお庭デザインを任せてもらい、夢の一歩目を踏み出せました。
 
そして、ミス日本になれた自分にとって記念の年てある去年、2020年東京オリンピック招致が決定しました。
そんな中私はまた新たな大きな夢を見つけました。
それは、私も世界の皆様を日本の緑でおもてなししたい、その和のおもてなし空間を作る一人になりたいという夢です。
2014年度ミス日本の誕生を機に、45代目ミス日本グランプリという一生の称号に誇りを持って、また新たな夢へのスタートを切りたいと思います。
 
f:id:erika0706:20140206012242j:plain
 
こんな風に夢を大きくさせてくれたミス日本としての毎日は、私を悲しみのどん底からも救ってくれました。
実は去年大好きな祖父の死に直面しました。病気で急だったので、胸をえぐられ穴があいたような悲しみに泣いてばかりいましたが、たくさんの方々の応援とミス日本というネームバリューが私を立ち直らせてくれました。
もしかしたら私と同じ遺族の方、また今病気と闘う方々に自分はなにか出来ることがあるかもしれない、自己満足ではあるのですが、祖父の死にミス日本によって意味を見出せたことが本当に救いになりました。
現役としての最後の仕事、引き継ぎのコンテストでは祖父に招待するねと約束していたので、そばで見守っていてくれていたと思います。
 
こう振り返ると今の私があるのは、本当にたくさんの方々のおかげだと思います。
前はそんな皆さんに、早く恩返ししなきゃと焦っていました。
でも、気付きました。私に御恩を掛けて下さる皆さんはそんなことを求めてなんてないことを…
それよりも、自分が成長し、いつか私も次の世代に何か出来る何か残せる、そんな恩を送ることが、巡りに巡って恩返しになっていくのでは…私は今そう思っています。
まだまだ未熟ですが、これからも精一杯頑張って、いつか次世代に恩送りを出来る人を目指して精進したいと思います。

f:id:erika0706:20140206012942j:plain

f:id:erika0706:20140206013234j:plain